for文

決まった回数を繰り返すのに使うfor文は以下のような構文で使用します。 

for(カウント変数初期化; 条件式; 繰り返し終了時の処理)
{
    処理
}

D言語のfor文はカウント変数初期化、条件式、繰り返し終了時の処理をセミコロンで区切って記述します。

以下はループ変数 i の出力を5回行う例です。 

for(int i = 0; i < 5; i++)
{
    writeln(i);
}

while文

条件が真の間、繰り返し続けるwhile文は以下の構文で使用します。 

while(式)
{ 
    処理
}

do-while文

一度はブロックの処理を実行し、以後条件が真の間、繰り返し続けるdo-while文は以下の構文で使用します。 

do
{ 
    処理
} while(式);

foreach文

foreach文は配列やリストの要素を順に処理することが出来ます。 

foreach(変数; コレクション)
{
    処理
}

以下は配列の要素を順に出力する例です。 

int[] arr = [1, 2, 3];

foreach(int i; arr)
{
    writeln(i);
}

breakとcontinue

break

上記の解説した、ループ文の途中で処理を抜けたい場合は、breakを使用します。

int i = 0;
while(true)
{ 
    if(i > 5)
    {
        break;
    }
    writeln(i);
    i++;
}

上記は変数iが5よりも大きくなった場合に、ループをbreakで抜けます。

continue

ループ文の途中で処理の先頭に戻りたい場合は、continueを使用します。

for(int i = 0; i < 5; i++)
{
    if(i == 3)
    {
        continue;
    }
    writeln(i);
}

上記は変数iが3の場合に、ループの先頭に戻ります。


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