D言語の開発環境

ここではWindowsでD言語の開発環境を構築する手順を解説します。

D言語コンパイラのダウンロード

D言語のコンパイラにはDMD、GDC、LDCといったいくつかの種類がありますが、
ここではオフィシャルなコンパイラであるDMD(Digital Mars D)を使用します。

DMDは公式サイトより入手することが出来ます。
https://dlang.org/download.html

DMDにはインストーラ形式と圧縮(7z)形式の二つの形式があります。
ここではインストーラを使ってインストールする手順を解説しますので exe の方をダウンロードして下さい。

インストーラ

インストーラのダウンロードが完了したら、インストーラ(dmd-2.071.0.exe)を実行します。

インストーラ

画面が表示されたら、[Next]をクリックして次へ。

インストーラ

インストールするコンポーネントを選択します。
今回はデフォルトのまま、[Next]をクリックして次へ。

インストーラ

インストール先を指定します。好きな場所を選択して下さい。
インストール先を指定したら、[Install]をクリックします。
[Install]をクリックするとインストールが開始されます。

インストーラ

上記画面が表示されたら、インストールの完了です。

D言語プログラムの実行

正しくインストール出来たか確認するために、D言語プログラムをコンパイルしてみましょう。

まずテキストエディタで以下のコードを記述し、拡張子を「.d」として保存して下さい。
ファイル名はなんでも良いですが、ここでは「Test.d」とします。

import std.stdio;

void main(string[] args) {
    writeln("Hello World!");
}

次にコマンドプロンプトからコンパイルを実行します。コマンドはdmdです。
上記の通りインストールしていれば、環境変数のPathが自動的に設定されているため、
コマンドプロンプトから実行できるはずです。

>dmd Test.d

「Test.exe」という実行ファイルが生成されればコンパイル成功です。
そのままコマンドプロンプトからTest.exeを実行してみましょう。
「Hello World!」と表示されるはずです。



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